サザエさん 「波平、親切騒動」 あらすじ

2014年2月9日に放送されたサザエさんの内容が

「サザエさん　神回」とネット上で話題になっています。



タイトルは「波平、親切騒動」

45年間磯野波平役を勤めてきた

永井一郎氏の声を入れた、

最後のエピソードとなりました。


続きは記事の後半にて。














【永井さんのラストエピソード】






2014年1月27日になくなった永井一郎さんが

演じる磯野波平が主役となるエピソードが

永井さんの演じる波平の最後の話となりました。

ご冥福をお祈りいたします。

インターネット上では、感動したという声にあふれていました。

また、奇しくも名台詞に恵まれる回となりました。





【波平、親切騒動 あらすじ】




散歩に出かけた

波平さんが荷物を持っているおばあさんに声をかけるところから、

話がはじまります。

「荷物をお持ちますよ？」と声をかけます。

するとおばあさんは「58分の電車にのらなきゃならないの！」といい

二人で駅まで走ってゆくのでした。




散歩に出かけたはずなのに、

つかれきって帰ってきたことを不思議に思うフネさんでした。


次の日、カツオのクラスメート花沢さんが

「磯野君のお父さん（波平さん）が親切にした人が、

この町に住むことになった」という話をします。

それがクラスの話題になり、

それを誇りに思うカツオでしたが、

彼はこう答えます。


「みんな　騒がないでほしいんだ。 お父さん　そういうの　大嫌いだから」








ある日、波平さんが仕事から帰ろうとすると、

酔っ払って道端で寝ていた人を見つけます。

そこで、波平さんはその人のお家を探してあげるのでした。

疲れ果てて帰宅しますが、

また話題にされるのも気恥ずかしいので、

みんなにはそのことは内緒にしておこうと決めた波平さん。










すると後日、とある男性が磯野家を訪ねてきます。

その男性こそが、数日前に酔っ払って道端で寝ていた男性だったのです。

数日前、酔っ払っていた彼の家を見つけられなかった波平さんは

交番まで送り届けていたのでした。









そこから、おまわりさんに聞いて磯野家を訪ねてきたのでした。

彼は先日のお礼を言いに、磯野家までやってきたのでした。




その日の夜、カツオと一緒にお風呂に入った波平さんは

「カツオも人に親切にすることを心がけなさい」と語るのでした。









そして次の日、家の前の道で人に道を聞かれる波平。

道筋にある「ネオンの看板」を曲がるように、答えて家に戻った波平でしたが、

最近はその看板は電気がついていないのだとか。

急いでその人の元に戻り、

「自転車やさん」を目印にするように伝えて再び帰宅した波平。

すると、フネに自転車やさんは移転しましたよ

と伝えられるのでした。

「うかうか道も教えられんではないか！」


と家を飛び出したところで話はおしまい。












【個人的な感想】

いかがでしたか？


落ちまでついて完璧な終わり方だったように感じます。

「疲れたから　少し　休ませてくれ」

「そっとしておいてよ。お父さんはそういうの嫌いだから」

という言葉と永井さんのことが重なる気がして、

少し気分が落ち込みました。



そして、最後のメッセージ

「カツオも人に親切にすることを心がけなさい」


を心にとどめておきたいと心から思った日曜日の夜でした。

もう二度と永井一郎さんの声が聞けないのかと考えると非常に悲しいものがあります。

心より、ご冥福をお祈りいたします。

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